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ステアリンク AI活用の「アイナビトラック」開発 トラック売買の新しいプラットフォームへ

更新日 : 2023.03.24
ステアリンク AI活用の「アイナビトラック」開発 トラック売買の新しいプラットフォームへ
中古トラックの販売・買い取りを手掛けるステアリンク(千葉県佐倉市)は、AIを活用したトラック売買のプラットフォームサービス「アイナビトラック」の提供を開始した。
サービス開発の経緯について同社の栗山仁社長は、「トラックは乗用車と異なり、仕様が1台ごとに違う。相場も変動幅が大きく分かりにくいため、運送事業者さんからすると不透明な部分があったはず」とし、「時代に即したサービスを提供したいと考えた」と説明する。
同サービスでは、荷台の長さ・車幅・高さ・積載量など様々な質問に答えていくことで、最適なスペックの車両をAIが検出して表示。平・ウイング・バン・冷凍車など、積み荷に応じた適切な車両を提案し、購入希望者と売主を直接マッチングさせる。
同社長は、「多種多様なニーズに合致した車両を探すのはプロでも苦労するが、アンケートに答えることで豊富な在庫からAIが適切な車両を見つける。探す時間の短縮に繋がる」という。
車両売却時も利用可能で、これまでの売買データを用いた「AI査定機能」が、トラックの適切な売却価格を瞬時に提案する。「相場を把握できるため、売り時が分かるし、買取業者の提示価格と比べることで、何社にも査定してもらう必要がなくなる」。また、「目安になるため、運送会社さん同士でも適切な価格で取引できるようになりトラブルは減るはず」とも。
現在開発中の「利益シミュレーション機能」は、運賃・走行距離などから、最適な車両の購入金額を算出できるというもの。業務の内容によって損益分岐点が変わるため、より詳細に算出できるよう開発を進めているという。
栗山社長は、「見つけにくい車両が見つかるだけでなく、適正価格での取引が可能になる。ぜひ活用頂きたい」と語る。
◎関連リンク→ アイナビトラック
アイナビトラック