ＶＥＣＴＲＩＸＪａｐａｎ（ベクトリクスジャパン、大阪府箕面市）は、先月２５日から３日間、東京ビッグサイトで開かれた「ＭａａＳＥＸＰＯ（マースエキスポ）」に出展。ラストワンマイル物流での活用を提案している小型商用バッテリー式電気自動車「Ｉ―Ｃａｒｇｏ」を展示した。
同社では今回、大型荷箱の模型を搭載した車両を出品。熊井昌広マネージャーは、「食品デリバリーで使用されているものとはサイズが大きく異なる。来場者からも『想像していたよりも荷物を多く積めそう』と評価いただいている」と胸を張った。
電動３輪カーゴスクターの同車両は、普通免許で乗車可能。「完全自立式」で、運転中や信号待ちなどの停車中も傾かない安定設計となっている。
同氏は、「軽バンでは入って行きにくい道路幅の狭い住宅街でも、コンパクトで運転しやすいので問題なく配送できる」とし、「これまで配送ドライバーの対象になりづらかった女性やシニアの方のハードルを下げ、新たなドライバーの創出で２０２４年問題の解消に貢献したい」と語った。
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