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システムギア 歩合計算を自動化「トラック勤怠システム」開発

更新日 : 2023.03.15
システムギア 歩合計算を自動化「トラック勤怠システム」開発
システムギア(大阪市西区)は、「一番星倶楽部トラック勤怠システム」を開発した。改善基準告示に対応した勤怠管理に加え、歩合計算の自動化機能で「現行支給額」と「時間制支給額」を比較できるのが特徴。「残業時間の上限規制に伴う対応で、何から手をつけていいか分からない」という運送事業者向けに、給与見直しのシミュレーションを支援する。
同社成長戦略事業本部の宮前泰希リーダー(写真中央)は、「手当も含めた総支給額を時間制に置き換え、未払い賃金がないかを確認できる」と説明。「給与支給額を見える化し、管理の負荷を下げることをコンセプトに開発した。2024年問題への対応で指標として活用いただければ」と語る。
同システムでは、荷主、発着地、運賃単価、車両などの各種条件を選択してオリジナルの歩合計算式が作成できる。また、「得意先名称が○○会社のとき」「総走行距離が100km以上のとき」など、「文章でも条件が設定できる」という。
同氏は、「実際の勤怠データは、手入力はもちろん、デジタコや点呼システムから取り込める。当社の『一番星』だけではなく、現在ご利用されている他社システムのデータも活用できる」と説明。
「社長や配車マンしか歩合の計算式が分からないという運送事業者さんは多いが、それをシステムに反映できるように開発した」とし、「シミュレーション結果を社労士さんに提出し、就業規則の見直しで活用いただければ」とも。なお、基準超過時のメール通知機能も搭載している。
システム利用料は20人までが月額3000円。50人までが同6000円。「安価に設定しており、3か月の無料トライアル期間も用意している。気軽に利用していただければ」と呼びかける宮前氏。「ユーザーの声を聞いて改善も随時していく予定。アプリ・サービスも増やしていきたい」と語る。
同氏は、「当社は『一番星』というパッケージ製品のイメージが強いが、今後は、物流ポータルサイトの『一番星倶楽部』をハブに、様々な製品・サービスを提供していきたい」と意気込む。
◎関連リンク→ 一番星倶楽部トラック勤怠システム
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