大阪市のトラック買取・販売事業者は、「現状では新車だと納車まで１年はかかるため、程度の良い中古トラックを購入し、ボディーだけ載せ替えて使用するケースが増えている」と、車両代替に腐心する運送事業者の姿を明かす。
「先日も大型４軸低床の平車を必要としていた運送事業者が、比較的、手に入りやすい中古のウイング車に、自社で保有する大型４軸低床の平ボディーを載せ替えた」という。
大阪府岸和田市のトラック販売業者も、「特殊なボディーの車両を求められた場合、こちらはシャシーだけ用意し、その会社が保有する車両のボディーを載せ替えることも多い。使いまわしたボディーでも、点検・修繕・補強してから載せ替えるため、安全性の向上にもつながる」と話す。