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オートバックスセブン トライポッドワークスと協業 アルコールチェックシステムの提供開始

更新日 : 2021.12.15
オートバックスセブン トライポッドワークスと協業 アルコールチェックシステムの提供開始
オートバックスセブン(東京都江東区)はこのほど、トライポッドワークス(仙台市青葉区)と協業で、クラウド型のアルコールチェックシステム「ALCクラウド」の提供を開始した。
ドライバーは、スマートフォンアプリにログインし、Bluetooth接続した測定器に息を吹き込むと、測定結果がクラウド上に保管される仕組み。測定器の本体価格は1万1000円(税込)で、クラウド利用料は1IDにつき月額880円(同)。
オートバックスセブンでオンラインアライアンス事業開発を担当する柴崎裕也氏は、「異常を検知した場合は、設定した管理者に自動通知され、速やかにドライバーへの指導が行える」という。また、「測定時はスマートフォンのカメラが起動する仕様で、『なりすまし』も防止できる」とし、「結果データはCSVでダウンロードでき、エビデンスをきちんと残せる」と胸を張る。
測定器の本体は、携帯しやすいペンサイズで、スタイリッシュなフォルム。「当社が行った調査では、アルコールチェッカーに求めるものとして『小型で持ち運び可能なもの』という意見が多かった。細長いシルエットで、収納や携帯がしやすく、ユーザーのニーズに応えられるのでは」。
同社は、日本アルコール検知機器協議会(JーBAC)に加盟。オンラインアライアンス事業開発を担当する高木美奈子氏は、「自動車は簡単に人の命を奪えるもの。他人はもちろん自分の命も」と語気を強め、「自動車関連商品を扱う当社に万一は許されないことから、従来から従業員向けにアルコールチェックは徹底していた。当サービスの提供にあたっても、その知見やノウハウをもとに、ストレスなく定着・運用できるような提案をしたい」と語る。
柴崎氏も、「トラックの飲酒運転では千葉県八街市の白ナンバーの事故が記憶に新しいが、未だに悲しい事故が絶えない。当社は、以前より当サービスの提供に向け、注力してきた。アルコールチェックを徹底することで、車両メンテナンスや運行前のタイヤチェック、保険などの見直しのきっかけになれば」と語った。
◎関連リンク→ 株式会社オートバックスセブン
株式会社オートバックスセブン