長距離フェリーの利用が持ち直しの兆しを見せている。日本長距離フェリー協会(尾本直俊会長)が発表した2021年4~12月期のトラック航送実績は94万7561台で、前年同期比6%増だった。新型コロナウイルス禍前の19年には及ばないものの、トラック事業者のドライバー不足や環境対策を追い風に伸長。12月も、前年同月比5%増の10万8552台となり、プラスの状態が続いている。(土屋太朗) 物流ニッポンのサイトで読む