ZMP(東京都文京区)は7月19日から21日の3日間、御茶の水女子大学キャンパスで「ZMPWorld2023/ ロボットと創る未来の社会」を開催。自動運転技術を活用したAGVや無人フォークリフト、無人牽引車で構成される「CarriRo(キャリロ)」シリーズを紹介した。
また、同社は21日、「段積み」「段ばらし」に対応した無人フォーク「CarriRo Fork(キャリロ フォーク)」の最新モデルの受注開始を発表。
自動走行のための自己位置認識手法で床面工事が不要な「レーザー誘導方式」を採用。従来の「磁気テープ敷設方式」と比べ、ルート変更時にかかるコストを大幅に削減できるという。
ラインアップは、可搬重量最大1.4トン・揚高最大約6mのリーチタイプと、同650㌔㌘・同3㍍のウォーキータイプの2機種で、出荷は今年12月の予定。
西村明浩取締役は無人フォークについて、「たしかに人間に比べるとスピード面では劣るが、昼夜関係なく作業を進められるので、入庫業務の平準化が可能になる。フォークマンの採用がますます厳しくなっていると聞いており、ぜひ活用いただければ」と語った。
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