JAえひめ物流(高井雄二社長、松山市)は青果物の安定輸送を維持するため、「2024年問題」対策を進めている。先行する形で、23年度産の作物の輸送から、協力会社への運賃を改定した。次の課題として、荷待ち・荷役時間の削減や輸送システムの見直しを挙げる。ただ、発着荷主ともに商慣行を変えるのは困難で、協力会社の実態を把握しながら解決に臨む構えだ。(矢野孝明) 物流ニッポンのサイトで読む