国土交通省は、道路空間を活用した新たな物流モードとして構想する「自動物流道路(オートフロー・ロード)」について、物流需要が大きい東京―大阪の長距離幹線輸送を念頭に、早期の実験開始を目指す。2034年の実運用を目指し検証を行っていくため、まずは実験線を設定。完成系の路線の一部や物流拠点間の連絡など実運用を見据え選定する。なお、実運用では同区間の物量の26%を占める小口貨物を転換することを想定している。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む