東海汽船は、離島航路で運用する冷凍・冷蔵コンテナ増備による輸送品質の向上と、扱う荷物の種類の拡大を進めている。国・町村との共同事業で、2025年までの3カ年で42個製造し、冷凍・冷蔵コンテナ110個体制とする。また、24年5月には1998年以来26年ぶりとなる貨物と旅客(97年以来)の運賃改定を実施。貨物は10%、旅客は15%の値上げに踏み切り、輸送品質や安全運航を維持するための原資とする。(高橋朋宏) 物流ニッポンのサイトで読む