「トラックGメン」の創設から1年――。初の「勧告」をはじめとする、適正取引の違反が疑われる荷主・元請事業者に対する法的措置(是正指導)は、創設前と比べ飛躍的に増加し、物流の商慣行見直しに向けて着実に効果を上げている。一方、体制面での限界や指導の端緒となる情報提供をためらうトラック運送事業者がいまだ多いなど課題も顕在化。2年目を迎え、国土交通省は体制・執行力の強化、更なる周知などに努めていく構えだ。(特別取材班) 物流ニッポンのサイトで読む