脱炭素化に対応した次世代船舶の燃料としてメタノールが世界的に先行している。国土交通省は、メタノール燃料船の普及に不可欠な国内での供給(バンカリング)拠点を形成するため、関係行政機関、メタノールの活用に積極的な民間事業者による検討会を9月25日に立ち上げた。対象となる港湾など拠点形成の方向性に加え、供給に必要な手続きの基準、船舶に備える設備要件などに関する指針・手引を2024年度末までに取りまとめる方針だ。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む