トラックなど事業用自動車での飲酒運転による事故の発生件数が下げ止まっていることを受け、国土交通省は、車両使用停止の量定を初違反で最大300日車に引き上げるなど行政処分基準を1日から強化した。再違反ではこれに600日車が上乗せされ、事業許可が取り消される厳しい措置だが、事業用自動車での「飲酒運転ゼロ」の実現は最重要課題。トラック運送業界・事業者は、飲酒運転根絶に向け、総力を挙げ対策に取り組んでいるが、いま一度課題を洗い出し、見直しや更なる徹底を図ることが必須となる。(特別取材班) 物流ニッポンのサイトで読む