「貨物版ライドシェア」実現も――。国土交通省が21日開催したドライバーシェア推進協議会で、タクシー事業者を実施主体に、一般ドライバーが自家用車で乗客を有償で運ぶ日本版ライドシェア(自家用車活用事業)の手法による宅配での活用案が浮上した。タクシーと宅配の両事業でのドライバー不足の解消に向け、年内にも実施するドライバーシェアの実証実験で、タクシーによる宅配、宅配車両での旅客運送を含め、事業化の可能性や法令・制度上の課題について検証する見通しだ。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む