現時点では、懸念された深刻な停滞は起こっていない――。政府が14日開催した、我が国の物流の革新に関する閣僚会議で確認した物流課題への取り組みの現状認識に対し、「実情を分かっていない」「改正改善基準告示を順守していない事業者が多いだけ」と、物流関係者らから厳しい声が上がっている。トラックドライバーの賃上げで掲げた目標には触れていないことも含め、楽観的かつ、ややお手盛りな感も否めない。3割以上の荷物が運べなくなる「2030年危機」を想定し、より厳格な姿勢で臨むことが求められる。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む