政府がコメの価格高騰への対策として備蓄米を放出したことを受け、備蓄米の保管を手掛ける事業者は対応に追われている。緊急的な出庫作業に加え、空いたスペースを埋める新たな貨物を確保できなければ、今後の業績のマイナス要因となる。価格の値下げが思うようにならず、放出が常態化するようになれば、保管から撤退する事業者の増加につながる懸念もある。(特別取材班) 物流ニッポンのサイトで読む