交通空白地域の解消や、貨物・旅客でのドライバー不足に対応する取り組みとして、ライドシェア(RS)ドライバーが宅配貨物を配送する「宅配RS」がスタートしている。宅配大手3社がRS事業者とタッグを組み、実証実験を実施。双方とも社会・業界の課題解決に向け、本格展開を視野に入れている。ただ、安定的な稼働に向けては、貨物と旅客の需給バランス、輸送品質の確保など課題が少なくない。また、過度な規制緩和にならないためにも慎重な対応が求められる。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む