国土交通省の有識者会合は17日、トラック運送事業の多重下請け構造に関して最終報告書をまとめた。多重取引構造の大きな要因として長年の商慣行を指摘。荷主との間だけでなく、トラック運送事業者同士の商慣行を是正する重要性も示した。荷主や元請事業者への規制など、近年の様々な制度改正を追い風にするとともに、国による今後のフォローアップの必要性も盛り込んだ。(土屋太朗) 物流ニッポンのサイトで読む