貨物軽自動車運送の取扱貨物量が急激に増えている。その背景にはEC(電子商取引)市場の急成長がある。経済産業省のまとめによると、新型コロナウイルス禍前の2019年に10兆500億円だった市場規模は、23年には46%増の14兆6800億円に膨れ上がった。その一方で市場拡大のひずみも表面化。軽貨物車のドライバーからは労働環境の悪化に伴い、疲弊の声が上がる。(佐々木健) 物流ニッポンのサイトで読む