国土交通省は業務前自動点呼の本格実施に向け、機器メーカーの申請を受け付けているが、当初の想定よりスタートが遅れている。6月に公開した機器認定要領に関する国交省とメーカーの認識のズレが原因とみられるが、間もなく初の機器認定が行われ、トラック運送事業者向けの解釈の運用通達も近く出される見通しだ。ただ、業務後自動点呼の導入事業者などからは業務前点呼の解禁を待望する声がある一方、「業務前は対面を続ける」とする事業者も少なくないとみられる。(特別取材班) 物流ニッポンのサイトで読む