石田運輸商会(石田義光社長、秋田県大館市)は法令と三六(サブロク)協定を守るため、1運行を立体図面で可視化する取り組みを始めた。物流を構成する運転や作業、休憩などの要素を大きさと方向で立体化するベクトル解析と、法令に基づく時間制限への適合性を判断するスカラー解析の考え方を取り入れ、年間時間外労働960時間以内を守るだけでなく、運行のひずみを修正して三六協定に沿った労働環境を維持する。(今松大) 物流ニッポンのサイトで読む