陸運大手の2025年4~6月期決算が出そろい、売上高2千億円以上(25年3月期時点)の9社のうち、5社が最終減益だった。売上高をみると全社がプラスに推移しており、荷動きにはバラツキがあるものの、適正運賃収受やM&A(合併・買収)の効果が出ている。一方、人件費や外注費といったコストアップが利益の下押し要因となる構図は続いており、為替の影響で最終減益となるケースもあった。(土屋太朗) 物流ニッポンのサイトで読む