厚生労働省は8日、自動車運転者を雇用する事業場に対し、全国の労働基準監督署が行った2024年の監督指導(立ち入り調査)や送検などの状況を取りまとめた、と発表した。トラック運送事業者には3424事業所で監督指導を実施し、81.4%に当たる2786事業場で違反の事実が認められた。また、荷主特別対策チームの取り組み状況も公表。発・着荷主への要請は、22年12月23日~25年6月30日の2年半で2万2417件に上った。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む