ヤマト運輸(阿波誠一社長、東京都中央区)と北海道奥尻町は8月29日、ヤマト運輸の集配用ワゴン車両を活用した客貨混載型の公共ライドシェアの実証運行を開始した。物流と旅客輸送を組み合わせた柔軟な運行体制を構築し、地域住民や観光客の移動を支える新たな交通手段として、離島特有の時間的「交通空白」の解消を目指す。町民が副業などでドライバーを担う住民参加型モデルの実証も9月中に開始する。(高橋朋宏) 物流ニッポンのサイトで読む