国土交通省は17日、埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没事故を踏まえ、地方自治体に要請している下水道管路の全国特別重点調査の優先実施箇所の調査結果(8月8日時点)を公表した。実施箇所の総延長(730㌔)の9%に当たる72㌔が原則1年以内に速やかな対策の実施が必要な「緊急度Ⅰ」と判定。厳しい老朽化の実態が浮き彫りになった。(田中信也) 物流ニッポンのサイトで読む